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魅せられ、見せたい、アンティークの椅子。


椅子とは不思議なもので、さほど大きくないのに存在感があり、空間の居心地や雰囲気に多少ならず影響をもたらす。座り心地によって、仕事が捗るか、くつろげるか、気分や体調をも左右したり。アンティークの椅子の魅力は、種類が多く、歴史を経て様々な表情を持つこと。座るだけでなく、眺め、客人に見せ、飾っておきたいものも多い。マジョレル自慢の「魅せる椅子」のご紹介です。



4脚正面を向けて並べるとザッザッザッと迫ってきそうな迫力ですが、世界の三大銘木の一つ・マホガニー材の赤味を帯びた木肌、滑らかな曲線を描く背と脚、そしてジャポニズムを彷彿とさせる座面クッションの姿は、貴婦人のような佇まい。どっしりとしたダイニングテーブルに合わせて。4脚セットです。



左(青)は、まっすぐに伸びた脚、すっきりとしたデザインのなかにも優雅な装いを感じるルイ16世様式、右(赤)は、柔らかい曲線の足が美しいルイ15世様式。
左(青)は、まっすぐに伸びた脚、すっきりとしたデザインのなかにも優雅な装いを感じるルイ16世様式、右(赤)は、柔らかい曲線の足が美しいルイ15世様式。

18世紀初期から上流市民や貴族らのサロン文化が花開き、軽快で繊細、曲線装飾がなされたルイ15世様式。右の赤いスツールは、柔らかな猫脚に特徴があります。18世紀中頃からポンペイ等の発掘により欧州に古代ブームが訪れ、家具や装飾も、直線的・左右対称の意匠が用いられるルイ16世紀様式が主流となりました。左の青いスツールは、ルイ16世様式です。



象嵌(インレイ)は一つの素材に異なった素材を嵌め込んで模様を描く技法のこと。まるで美術品のような贅沢な椅子です。マホガニーの経年変化による深い味わいに、後ろ姿にもうっとりしてしまいます。


マーメイドが腰かける貝をイメージさせるようなエレガントなデザインの二人掛けソファ。フレームにはオーク材が使われ、足元には花が彫られています。淡い黄色のベルベット生地はオリジナルのもの。ご希望の生地へ張り替えも承りますので(費用別途)ご相談ください。

その他にも数多く品揃えしています。マジョレルのお店で、ぜひ、実物をご覧になってお気に入りの一脚をお選びください。






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